風雲!たけし城 DVD其ノ壱[DVD]
本日届き、一気に見てしまいました。
内容的によくできていると思います。
各コーナーの音楽は放送当時のものではなく差し替えていました。
値段的にチト高いかなと思い星4つです。
この内容であれば其ノ弐も購入しますね。
死にたくなったら、これを読め!
『佐賀のがばいばあちゃん』でおなじみの島田洋七さん。
大ヒットとなった『がばい』は読んだのですが、それ以降の続編などはあまり興味が持てず読むことはありませんでした。
近所の書店で何気なく手に取った本作ですが、最初の前書きから涙が溢れました。
私は昨年の震災で妻を亡くし、今は郷里とは遠く離れた場所に住んでいます。見知らぬ土地で働くこと、これまでと違う人たちと過ごすことに疲れてしまい、また寂しさから夜も眠れず、本気で「死にたい」と思ったこともありました。
本書ではご自身も自殺を考えた洋七さんが、どんなかたちであれ、生きることの大切さを綴っています。自分の価値観を押し付けることなく、また「がんばれ!」のような一方的なエールでもなく、そこにあるのはとても優しい、生きるためのヒントでした。
洋七さんが綴った通り、自分もいつか亡くなった時に天国で(地獄かもしれませんが。汗)妻と再会できるなら、笑顔で会うために今日から少しだけ前に進もうと思います。
また、ときに爆笑させてくれる本書(「ホエール!ホエール!」には笑いのため涙がこぼれました)は自分のような境遇にある人、また日々を苦しく過ごしている人にとって、名著と感じられると思います。
島田洋七 がばいばあちゃん講演会~笑顔で生きんしゃい~
講演会と言うので堅苦しいかな?と思いましたが独演会か漫談のようです。どうせ暮らすなら笑っていたほうが楽しいですね。何度繰り返し聞いても笑ってしまいます。
佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
ずっと絶版になっていたので文庫になったと知ってすぐに買いました。期待通り! 読んでいて心がぽかぽか暖かくなってくる本でした。洋七さんの思い出話はどれもとても優しさや暖かさに満ちています。「同じ人や出来事に遭遇しても、その経験がすてきな思い出になり宝物になるかどうかはその人の物の見方や考え方次第なんだなぁ」みたいな事をしみじみ感じました。洋七さんはとても純粋できれいな心で物事を見て、感じてきた人なんだと思います。だから、洋七さんを巡る人たちは皆とても人間味があって素敵だし、どのエピソードも暖かい。おばあちゃんの生き方もとびっきりステキだけど、それを描いている洋七さんの、おばあちゃんを思う暖かい気持ちがびんびん伝わってきて泣けました。私も、このおばあちゃんや洋七さんのように、困ったことが起きてもでーんと構えて笑い飛ばしながら、いろいろな人と素敵な関係を築いていきたいと思いました。