ROMANTIC MODE パーフェクト・ベスト
ガンダムの主題歌で注目されたROMANTIC MODE。デビュー曲とセカンドがヒットしブレイクかと思ったが、サードシングルで見事にセールス面では失敗してしまい、惜しい感じでした。
斉藤さおり=麻倉晶(現・麻倉あきら)のボーカルプロジェクトのようなユニットで、恐らくレコード会社としてはZARDに似た感覚で売り出そうとしてたのだと思います。音楽性は全く違いますが・・・
全ての曲が勢いがあり、よくつくられてると思います。ダンスミュージックとロックを混合した音楽性で、カッコイイです。また、麻倉晶のボーカル力が素晴らしいです。この時代もうまいなと改めて思いました。
i(アイ)
デビュー25周年記念オリジナルアルバムとしては曲数は少ないと思うが、内容が濃いアルバムだと思います。
1曲目は本当にカッコイイ、ライブでやったら絶対にカッコいいと思います。
2曲目は女性の愚痴をテーマにした曲で、野村義男さんが書かれてて、面白いと思います。
3曲目は歌い上げ系のバラードで、他界した人間が世に生きてる人間に向けて歌うメッセージソングで非常に深い詩です。映画「ゴースト」のような世界感です。
4曲目は90年代のビーイング系のロックというかんじでしょうか?大黒マキやKIXSなどが歌いそうな楽曲だと思います。
5曲目は本人が書いた曲で、面白いと思います。マイナーとメジャーが混合していて、最初は懐かしい歌謡曲風なんですが、サビになるとメジャーなロック風に急変するので読めないとこがおもしろいと思います。
6曲目はバラードで、癒し系です。彼女の低音のボーカルが味となってて心地良いと思います。
全体をとおして聴いてみて、やはりボーカル力が素晴らしいと思います。これだけ歌のうまい人が注目されないなんて非常に残念でたまりません。
この作品を機に、彼女が本当に歌いたい曲、作品をどんどん作っていってほしいです。